映画と料理と日常生活の事に付いて書いています


by salsalgod
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デリカテッセン

もう世紀末の匂いプンプンです。まず嫌な男が包丁を研ぐシーンから始まります。
それだけでもうこの映画が何を言いたいのか分かります。この映画は私が一番好きな映画かも知れません。
この荒廃した描き方と小物たちが何とも言えない味があるからです。物語そのものをここで説明してもあまり意味がないのではぶきますが、どういったらいいのでしょうか。1コマ1コマが絵になるんですね。こんな映画ってないと思います。この人のロストチルドレンもすごいんですけど、これには及ばない。
ドミニク・ピノがこれまたいい味出してるんです。この人はジュネ作品には欠かせない人でまあレオス・カラックス作品のドニ・ラヴァン的と言いましょうか。この人の何とも言えない演技にも注目して下さい。
ラストはほんのり気分です。もう誰もこんな映画を作ってくれないんだろうなと思わせるほどのインパクトがありました。これはDVDで欲しいんですけどね。でもないからこそ貴重な作品でして偶然見れた事の喜びに浸っています。
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by salsalgod | 2009-12-21 08:02